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ヒラマキミズマイマイ   ヒラマキミズマイマイ
モノアラガイ目モノアラガイ科
学名:Gyraulus chinensis spirillus
殻高:約10㎜
殻幅:約8㎜
生息域:流れのゆるやかな河川、細流、水田

 

特徴
水草の茂った場所に多く生息している巻き貝です。
円盤状の殻は、蚊取り線香のように平たく巻かれているため、中央に行くほど低くなっています。平たい上に小さな殻のために、あまり目立たず、ぱっと見た限りでは、川底の石粒と見分けがつきません。
ヒラマキミズマイマイはエラを持っていないため、エラ呼吸は行ないません。時々水面に出て、直接空気呼吸で酸素を取り込みます。

食性
食植性で、水草などに付着した藻類を、歯舌(ヤスリ状の歯が付いた、舌のような器官)で削り取って食べます。

繁殖方法
ヒラマキミズマイマイは雌雄同体です。3~8月にかけ、異個体間で交尾を行います。卵は、水中の水草に産み付けられます。

 
  調査隊員 ペットショップに置いてある、水草の水槽の中をよく見ると、ヒラマキガイの仲間が住んでいることがよくあります。「スネール」と呼ばれて水槽の邪魔者扱いされることもあるようで、ヒラマキガイ専用の「ヒラマキガイホイホイ」のような商品も売られています。  
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