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メンカラスガイ   メンカラスガイ
イシガイ目イシガイ科
学名:Cristaria plicata clessini
殻長:約200㎜
生息域:湖沼、入り江

 

特徴
砂や泥などの河床に多く生息する二枚貝です。
カラスガイの仲間は、殻に薄い翼状の突起があり、大きくせり出しているのが特徴です。この翼状突起は、特に、若い個体ほど顕著に見られます。
カラスガイとメンカラスガイは、極めてよく似た形をしていますが、メンカラスガイはカラスガイに比べて殻が薄く、殻幅がやや広い(横から見たときに分厚い)ので、両種の区別が可能です。

食性
ろ過食性で、水中のプランクトンなどを、入水管から取り込み、ろ過して食べます。

繁殖方法
3~8月にかけて雌雄での交尾を行い、子貝(グロキディウム幼生)を出水管から放出します。放出された子貝は、タナゴなどの淡水魚の体表に取り付き、移動します。

 
  横から見たメンカラスガイの殻。通常のカラスガイと比較すると、やや厚みがあります。→ メンカラスガイの貝殻  
 
  調査隊員 調査で採れたメンカラスガイは、特徴の1つである大きな翼状突起が折れてしまっていて、最初はドブガイと見間違えてしまいました。ですが、よくよく見れば、折れた部分から、かなり大きく翼状突起がせり出していたのがわかります。  
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