特徴
体長6.5~10mm程度の小さなアメンボで、アメンボの仲間では体の幅が広い部類に入ります。腹部は短く、体長の半分以下しかありません。体色は黒色で、触角は黒色です。名前のとおり、ほとんどが羽の無い「無翅型」ですが、秋になると羽のある「長翅型」の個体が現れます 不完全変態の昆虫で、幼虫から成虫になります。成長は早く、8月には新成虫が出現します。成虫は、落ち葉の下などで越冬します。
平野部から丘陵部に位置している、ヒシやスイレン、ジュンサイなどの浮葉植物が多い池や沼に多く生息しています。主に葉の上で生活しており、めったに広い水面上には出てきません。
食性
水面に落下した昆虫や、浮葉植物についている昆虫の体液を吸います。
繁殖方法
産卵は5~6月頃で、水草に卵を産みます。
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