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特徴 河川の上流から下流にかけての幅広い水域に生息する、カゲロウの仲間です。 オオマダラカゲロウが属するトゲマダラカゲロウ属の幼虫の前脚には、何本かのとげ状の突起が生えています。また、オオマダラカゲロウの場合、頭部に、まるで角のような鋭い突起が2本、生えていることも特徴的です。 他のマダラカゲロウの例に漏れず、オオマダラカゲロウもがっしりとした丈夫そうな体つきをしています。水底をのそのそ歩いて移動し、エサを探します。
食性 オオマダラカゲロウの、鋭いとげの生えた前脚は、獲物を捕まえる際に有効に機能します。肉食性で、トビケラの幼虫などの水生昆虫を、とげの生えた前脚で挟み込んで捕食します。
繁殖方法 オオマダラカゲロウの羽化は4~5月にかけて行われます。羽化したメスは、メスだけの群れを成して河川上空を飛行し、オスとの交尾に備えます。オオマダラカゲロウの交尾は、かなり高い上空で行われるため、観察するのは簡単ではありません。