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コオニヤンマ   コオニヤンマ
トンボ目サナエトンボ科
学名:Sieboldius albardae
体長:31~35㎜(終齢幼虫)
生息域:流れのゆるやかな河川、池、水たまり
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特徴
落ち葉や砂泥の河床に多く生息する、トンボの仲間です。かなり広範囲に生息している種で、河川の上流から中流、細流、湖など、様々な場所で生息が確認されています。
他の多くのヤゴが細長い体をしているのに対し、コオニヤンマのヤゴは扁平で、まるでうちわのような体形をしています。そのため、種の判別は極めて容易です。体の色は赤褐色や黒褐色などです。

食性
コオニヤンマは肉食性です。水底を泳ぎ回り、ユスリカやトビケラの幼虫などの水生昆虫を捕食します。

繁殖方法
6~9月にかけて羽化し、交尾を行います。メスは、腹部の先端で水面をたたき、水中に卵を産み落とします(打水産卵)。

 
  調査隊員 コオニヤンマとオニヤンマ。幼虫の姿は似ても似つきませんが、トンボの姿になると、黄色と黒のだんだらの体、緑の目など、大きさ以外はそっくりな見た目になります。  
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