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特徴 河川の上流域の、石の下などに多く生息する水生昆虫です。 一見するとカゲロウの幼虫によく似ていますが、細部でははっきりと差異が見られます。多くのカゲロウが、腹部に3本の尾、脚の先に1本の爪を持っているのに対し、カワゲラの尾は2本、脚先の爪も2本です。また、胸の下に、ふさ状になったエラが見られるのが特徴です。 成虫になると4枚の翅(はね)を持つようになりますが、あまり飛ぶのは得意ではありません。成虫の姿は、翅を持つほかは、幼虫とよく似通っています。
食性 種によって異なりますが、カゲロウやトビケラの幼虫などの水生昆虫、付着藻類などを餌にします。
繁殖方法 春から秋にかけて羽化し、交尾と産卵を行います。メスが腹部に付けた卵のかたまり(卵塊)を水面に触れさせると、卵は水中に散らばり、水底の石などに付着します。