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チビミズムシ   チビミズムシ
カメムシ目ミズムシ科
学名:Micronecta sedula
体長:4㎜(成虫)
生息域:流れのゆるやかな河川、池沼、小川、水田

 

特徴
あまり深くない水底に多く生息する、カメムシの仲間です。名前通りに体が小さく、4mm以上になることはないようです。
長い後ろ脚は、先端がオールのような形状をしています。この脚を上手に使い、水中を敏捷に泳ぎます。
チビミズムシのオス成虫は、前脚の一部と頭の側縁をこすり合わせ、ジッジッという音を立てることが知られています。

食性
雑食性で、水草やプランクトンなどを食べます。食べるときは、針状になった口(吻)を獲物に突き刺し、中身を吸収します。

繁殖方法
4月頃に産卵が行われます。卵は、水中に横たわった形で産み付けられます。

 
  調査隊員 チビミズムシの親戚に、ミズムシという、チビミズムシを大きくしたような仲間がいます。一方で、どちらかと言えばエビに近い、全く別の種のミズムシもいて、名前だけでは、一体どっちのミズムシなのか、こんがらがってしまいます。  
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