特徴 水草の繁茂した場所に多く生息する、エビの仲間です。
テナガエビ科であるスジエビとよく似ており、同じ大きさの個体はなかなか区別がつきません。ただ、スジエビに比べると体はやや不透明で、スジエビほど大きくはならないため、大人の個体であれば判別は容易です。
ミナミヌマエビは、周囲の環境によって、体の色を極めて多様に変化させます。薄緑色を帯びているもの、鮮やかなブルーのもの、また、背中に白い縦縞が1本走っている個体も見られます。
食性 雑食性で、死がい、水草、微細な有機物粒子等を食べます。
繁殖方法
繁殖は春から夏にかけて行われます。卵生ですが、卵は親エビが腹に抱え、ふ化するまで保護します。 子どもは幼生期を卵の中で送るため、ふ化する時にはすでに親と変わらない姿をしています。
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