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ミナミヌマエビ   ミナミヌマエビ
エビ目ヌマエビ科
学名:Neocaridina denticulata
体長:20~30㎜
生息域:流れのゆるやかな河川、池沼

 

特徴
水草の繁茂した場所に多く生息する、エビの仲間です。
テナガエビ科であるスジエビとよく似ており、同じ大きさの個体はなかなか区別がつきません。ただ、スジエビに比べると体はやや不透明で、スジエビほど大きくはならないため、大人の個体であれば判別は容易です。
ミナミヌマエビは、周囲の環境によって、体の色を極めて多様に変化させます。薄緑色を帯びているもの、鮮やかなブルーのもの、また、背中に白い縦縞が1本走っている個体も見られます。

食性
雑食性で、死がい、水草、微細な有機物粒子等を食べます。

繁殖方法
繁殖は春から夏にかけて行われます。卵生ですが、卵は親エビが腹に抱え、ふ化するまで保護します。
子どもは幼生期を卵の中で送るため、ふ化する時にはすでに親と変わらない姿をしています。

 
  全体がややくすんだ緑色をしたミナミヌマエビ。児島湖周辺では、最も普通に見られるエビの1つです。→ ミナミヌマエビ  
  青みがかった体に、1本白い縞模様が走っているミナミヌマエビです。→ ミナミヌマエビ  
  透明感がなく、全体が白っぽい色をしているミナミヌマエビ。弱っているわけではなく、元気に動き回っています。→ ミナミヌマエビ  
 
  調査隊員 メスの方が、体色の変異がよく表れます。釣り具店などに行けば、釣りエサとして生きたものを手に入れることができるので、飼育してみてはいかがでしょうか。  
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