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ギンヤンマ   ギンヤンマ
トンボ目ヤンマ科
学名:Anax parthenope julius
体長:32~55㎜(終齢幼虫)
生息域:流れのゆるやかな河川、池沼、水田

 

特徴
水生植物の繁茂した場所に生息する、トンボの仲間です。
大型のヤゴで、円筒形の体はやや緑色を帯びています。泳ぎが得意で、外敵から逃げるときなどは、尾の先端から、まるでジェット噴射のように勢いよく水を噴出し、その反動で前進します。

食性
強力な捕食者で、ユスリカなどの水生昆虫のほか、メダカ、オタマジャクシなども捕食します。エサが少ないと、ギンヤンマのヤゴ同士が共食いを行うこともあるようです。

繁殖方法
4~11月にかけて羽化します。成熟したオスは、縄張りに侵入してきたメスと交尾を行います。交尾を終えた雌雄は、水面近くの植物に卵を産み付けます。 ギンヤンマの産卵は雌雄が体を連結させたまま行われますが、これは大型のトンボとしては極めて珍しいケースです。

 
  調査隊員 エビや小魚と比べても、威風堂々とした立派な体をしているギンヤンマ。体が大きく、色も明るいので、水草の陰を探れば、簡単に見つけることができます。エサを獲るとき以外は、水草などに捕まって、じっと休んでいるのがほとんどです。  
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