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サカマキガイ   サカマキガイ
モノアラガイ目モノアラガイ科
学名:Physa acutas
殻高:約10㎜ 
殻幅:約6㎜
生息域:流れのゆるやかな河川、細流、用水路
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特徴
水草の茂った場所に多く生息している巻き貝です。水の汚れに強く、下水溝などにも多く見られます。
ヨーロッパ原産の外来種で、非常に強い生命力を持っており、今では、本州以南の日本全国の河川に生息域を広げています。
他の多くの巻き貝は右巻きの殻を持っていますが、サカマキガイの殻はその名の通り、通常とは逆の左巻きです。

食性
主に付着藻類を食べますが、雑食性で、動物の死がいなども食べることがあります。

繁殖方法
サカマキガイは雌雄同体で、通常の交尾のほか、単体での生殖も可能です。繁殖力旺盛で、1年を通して繁殖し、爆発的に個体数を増やすことがあります。 卵は、水路の壁や水草などに産み付けます。

 
  サカマキガイ(上)とハブタエモノアラガイ(下)の貝殻。殻の口の向きに注目→ 巻貝の殻口  
 
  調査隊員 サカマキガイと他の貝を見分けるには、殻の口を、自分の方に向けて見てみてください。サカマキガイは殻の口が左寄り、他の貝は右寄りです。  
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