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タイワンウチワヤンマ   タイワンウチワヤンマ
トンボ目サナエトンボ科
学名:Ictinogomphus pertinax
体長:30㎜(終齢幼虫)
生息域:流れのゆるやかな河川、池、汽水域

 

特徴
泥土質の河床に多く生息する、トンボの仲間です。
このタイワンウチワヤンマが属するサナエトンボ科の仲間のヤゴは、押しつぶされたような扁平な体をしているのが特徴です。川底の泥の中に潜って生活しています。
名前に付いた「ウチワ」というのは、幼虫の扁平な姿を表しているのではなく、トンボの姿になった成虫の尾の先に、ウチワ状の突起が付いていることに由来しています。

食性
肉食性で、ユスリカの幼虫やイトミミズなどを捕食します。

繁殖方法
6~7月にかけて羽化し、9月まで交尾が行われます。雌雄が飛行しながら交尾し、交尾を終えたメスは、水面の植物などに卵を産み付けます。

 
  調査隊員 写真を見る限りでは、コオニヤンマとよく似ていますが、コオニヤンマの平べったさにはかないません。また、触角の形も、コオニヤンマが丸っこい形なのに対し、タイワンウチワヤンマは細長い形をしています。  
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