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特徴 砂礫(されき)の河床に多く生息する、エビの仲間です。 名前の由来にもなっている長い脚(第2胸脚)はオスの方が長く、体長の倍近いほどの長さの個体もいます。脚の先はハサミ状になっており、このハサミを使って獲物を取ったり、テナガエビ同士の喧嘩に用いたりします。
食性雑食性で、水生昆虫、水草、死がいなどを食べます。また、脱皮して弱った個体などに対し、共食いを行うこともあります。
繁殖方法 テナガエビの繁殖は、5~9月にかけて行われます。 メスは交尾の直前に脱皮し、卵を腹部に抱えるのに適した体への形態変化を行います。その直後、オスがメスを組み敷くような体勢で、腹部と腹部を接した状態での交尾を行います。メスは、腹部に抱えた卵がふ化するまでの間保護します。卵から孵(かえ)った子ども(幼生)は、「ゾエア」と呼ばれ、親とは全く異なった独特の形態をしています。