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ニッポンヨコエビ   ニッポンヨコエビ
端脚目ヨコエビ科
学名:Gammarus nipponensis
体長:8~12㎜
生息域:湖沼、渓流

 

特徴
水草の繁茂した場所に多く生息しています。エビの名を冠してはいますが、他のスジエビテナガエビなどとは全く異なる種です。
ヨコエビの名前の通り、石の下などに、体を横倒しにして隠れています。また、泳ぎが下手で、水草などに体を固定していないと、どうしても横倒しになってしまうようです。
ヨコエビの仲間は幅広く色々なところに生息しており、陸地に進出している種もあります。陸地に住む種は本種とは似付かず、ノミのように敏捷に飛び回ります。

食性
雑食性で、藻類、植物の腐食質、死がいなどを食べます。河川での生態系の最下級に位置し、分解者として重要な役割を果たしているといえます。

繁殖方法
ヨコエビが属する端脚目のメスは、腹部に「育房」という、卵を抱えるための部屋のような器官を持ちます。雌雄が交尾した後、卵はこの育房に産み付けられ、ふ化するまでの間保護されることになります。

 
  調査隊員 ヨコエビは、泳ぐときにも横泳ぎ。本人は頑張って泳いでいるのでしょうが、泳ぎ方が悪いのか、片手で簡単にすくえてしまいます。  
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