特徴
汽水湖や海岸の、石の下などに多く生息しています。
同じ等脚目のミズムシなどと比べると、体高が高く、陸のダンゴムシと同じような体型をしています。また、体を丸めて完全な球状になることができることなども、ダンゴムシそっくりの特徴です。体色は灰味がかった褐色や黄色をしたものが多く、全体に黒点が散らばっています。
コツブムシ科のほとんどは海産ですが、本種は、淡水域や汽水域でも幅広く生息が確認できます。
食性
食植性で、水底の落ち葉や藻類を食べます。
繁殖方法
イソコツブムシのメスは、腹部に「育房」という、子育てのための部屋のような器官を持っています。交尾を終えた後、卵はこの育房の中に産み付けられ、十分に成長し、大人と変わらない姿になるまで保護されます。
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