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イソコツブムシ   イソコツブムシ
等脚目コツブムシ科
学名:Gnorymosphaeroma oregonensis
体長:6~12㎜
生息域:海岸、湖
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特徴
汽水湖や海岸の、石の下などに多く生息しています。
同じ等脚目のミズムシなどと比べると、体高が高く、陸のダンゴムシと同じような体型をしています。また、体を丸めて完全な球状になることができることなども、ダンゴムシそっくりの特徴です。体色は灰味がかった褐色や黄色をしたものが多く、全体に黒点が散らばっています。
コツブムシ科のほとんどは海産ですが、本種は、淡水域や汽水域でも幅広く生息が確認できます。

食性
食植性で、水底の落ち葉や藻類を食べます。

繁殖方法
イソコツブムシのメスは、腹部に「育房」という、子育てのための部屋のような器官を持っています。交尾を終えた後、卵はこの育房の中に産み付けられ、十分に成長し、大人と変わらない姿になるまで保護されます。

 
  調査隊員 ダンゴムシそっくりなイソコツブムシですが、ダンゴムシの黒光りした体に比べると、体色は少し透明がかっていて、いかにも水の生き物、といった感じがあります。
それでも分からなければ…水に入れてみて、ちゃんと泳げたらイソコツブムシです。
 
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