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ヒラタドロムシ属の一種   ヒラタドロムシ属の一種
コウチュウ目ヒラタドロムシ科
学名:Mataeopsephus sp.
体長:5~10㎜(幼虫)
生息域:河川の早瀬、平瀬
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特徴
礫(れき)などの表面に多く生息しています。
成虫はコガネムシのような姿をしていますが、幼虫はその名の通りに平たく、まるでコインのように見えます。体も硬く、一見すると貝の仲間かと思ってしまうほどで、とても昆虫には見えません。この体で、しっかりと礫に張り付いて生活しています。
平たい体の裏側には、3対の脚とエラがありますが、礫に張り付いている状態からは見ることができません。 なお、コインのような背面の形状は、外皮が伸びてできたものです。

  裏側から見たヒラタドロムシ。6本の脚が生えています。→ ヒラタドロムシの裏面  

食性
礫の表面に付着した藻類を食べます。

繁殖方法
ヒラタドロムシの交尾は、夏の終わり頃に行われます。メスは水中に潜り、水底の石の下に卵を産み付けます。

 
水中のペニー硬貨
 
  調査隊員 ヒラタドロムシは、別名「水中のペニー硬貨」とも言われています。確かに、丸くて固い外見は、コインそっくりに見えますね。  
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