特徴
水草の茂った場所に多く生息しています。
ガムシは体長35mmにもなる大型の水生昆虫ですが、ヒメガムシはおおよそ10mm程度の大きさです。泳ぎはあまり上手くなく、6本の脚をばらばらに動かして進みます。
腹部の先端には細かい毛が生えており、ここに空気の泡をたくわえて呼吸します。この空気中の酸素が不足してくると水面に上がり、頭部の触覚を使って、腹部にたくわえた空気と、外部の新鮮な空気とを入れ替えます。
食性
幼虫は肉食性で、ボウフラなどの小動物を捕食します。成虫になると植食性に変わり、植物の腐食質や水草などを食べるようになります。
繁殖方法
幼虫は4月頃に羽化し、5~7月にかけて交尾と産卵を行います。卵は、水面に浮いた植物の葉の裏などに産み付けられます。
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