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ナミウズムシ   ナミウズムシ
ウズムシ目サンカクアタマウズムシ科
学名:Dugesia japonica
体長:20~40㎜
生息域:湧水、河川の上~中流域
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特徴
あまり流れの強くない場所の、石の下に多く生息しています。
一般には、「プラナリア」という呼称のほうが通りがいいかもしれません(プラナリアというと、もう少し広い範囲の種を含めた呼称になります)。ウズムシという名前は、体に生えた繊毛を動かす際に、水が渦を巻くことに由来しています。
ウズムシは、体を再生させる力が強い種として広く知られています。反面、環境の変化には弱く、体に適さない水質の場所では生きていくことができません。そのため、水質のレベルを示す指標生物としても利用されています。

食性
肉食性で、カゲロウの幼虫などの水生昆虫を捕食します。ウズムシの口は体の裏側に付いており、そこから吻を長く伸ばして獲物を捕食します。

繁殖方法
ウズムシの仲間は雌雄同体です。異個体による交尾を行い、卵を産みますが、その他にも、分裂によって単独で個体数を増やすことも可能です。

 
  調査隊員 ウズムシ(プラナリア)と言えば再生実験。体をいくら細切れにしても、その全てが再生すると言われています。
ただ、捕まえたものをすぐに切ると、自分の消化液で溶けてしまいます。実験するのは、1週間ほどエサを抜いてからにしましょう。
 
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