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マメゲンゴロウ   マメゲンゴロウ
コウチュウ目ゲンゴロウ科
学名:Agabus japonicus
体長:6~8㎜(成虫)
生息域:流れのゆるやかな河川、池沼、湖

 

特徴
泥質の河床の、水草の繁茂した場所に多く生息する、ゲンゴロウの仲間です。
ゲンゴロウの仲間は、大きいものだと40mmほどになる種もありますが、このマメゲンゴロウは10mmを越さない小型のゲンゴロウです。長い後ろ脚には固い毛が生えており、この後ろ脚を使って水の中を上手に泳ぎます。
幼虫は成虫と違って細長いヤゴのような姿をしていますが、後ろ脚が大きく発達している点は同じです。

食性
幼虫・成虫とも肉食性で、ユスリカの幼虫を主に食べます。丈夫な大アゴで獲物に噛み付き、体液を吸い取ります。

繁殖方法
5~6月にかけて交尾し、水生植物の茎に卵を産み付けます。

 
  調査隊員 ゲンゴロウの仲間は、土のある陸地部分に上がって羽化を行います。そのため、河川のコンクリート護岸工事などの影響を受け、多くの種が、羽化を行えず生息数を減少させています。  
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