特徴
流れのある水域の、流木や落ち葉などの間に多く生息する、カゲロウの仲間です。
赤褐色のずんぐりした体つきをした、小型のカゲロウで、脚や体に生えた毛が目立ちます。特に、3本の尾に密生した剛毛は顕著で、まるでトゲのように見えます。
また、背中に3本の淡い筋が走っていることも、アカマダラカゲロウの特徴です。 動きは鈍く、水底の泥にまみれて生活している姿がよく見られます。
食性
肉食性で、他の小さな水生昆虫などを捕食します。
繁殖方法
アカマダラカゲロウの羽化は、晩春から秋にかけて見られます。交尾を終えたメスは、腹部の先端から、卵のかたまり(卵塊)を水面に産み落とします。年に2世代が繁殖を行います。
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