特徴
水深が浅く、水草の繁茂した場所に多く生息する、カゲロウの仲間です。
カゲロウの幼虫の中では比較的小型です。特徴としては、腹部に付いた6対のエラのうち、2番目のエラが、他のエラを覆い隠すほど大きく、まるで翅(はね)が生えているように見えることが挙げられます。また、3本の尾の両側に、いずれも毛が生えていることも特徴的です。
食性
水底の泥の上をはい回り、植物プランクトンなどを食べます。
繁殖方法
ヒメシロカゲロウ属の仲間は、5月頃に羽化し、交尾を行います。中には、オオマダラカゲロウなどと同じく、交尾前にメスだけで群れて飛ぶ、「産卵前群飛行動」を行う種もいます。 |