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ヒメシロカゲロウ属の一種   ヒメシロカゲロウ属の一種
カゲロウ目ヒメシロカゲロウ科
学名:Caenis sp.
体長:5~7㎜(幼虫)
生息域:湖、中~下流域の河川

 

特徴
水深が浅く、水草の繁茂した場所に多く生息する、カゲロウの仲間です。
カゲロウの幼虫の中では比較的小型です。特徴としては、腹部に付いた6対のエラのうち、2番目のエラが、他のエラを覆い隠すほど大きく、まるで翅(はね)が生えているように見えることが挙げられます。また、3本の尾の両側に、いずれも毛が生えていることも特徴的です。

食性
水底の泥の上をはい回り、植物プランクトンなどを食べます。

繁殖方法
ヒメシロカゲロウ属の仲間は、5月頃に羽化し、交尾を行います。中には、オオマダラカゲロウなどと同じく、交尾前にメスだけで群れて飛ぶ、「産卵前群飛行動」を行う種もいます。

 
  調査隊員 「ヒメ」何とか、という名前の生き物はたくさんいます。これは、ミズカマキリに対するヒメミズカマキリのように、姿は同じようでも、一回り小さい、という生き物を、ちょっとお上品に「ヒメ」を付けて呼んでいるのです。  
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