| 特徴水生植物が繁茂した場所に多く生息する、トンボの仲間です。
 イトトンボと同じく、全体に細長い体ですが、ハグロトンボの方が一回り大きな体をしています。色は淡褐色で薄緑色を帯び、尾の先端のエラ(尾鰓)の先がとがっています。また、頭から突き出た触覚の、第1節だけが異様に長いことなども、ハグロトンボの幼虫の特徴です。
 食性肉食性で、小魚や他の水生昆虫を捕食します。
 繁殖方法成虫は6~9月にかけて羽化します。オスとメスが互いの体を連結し、環状になって交尾を行うのが特徴的です。交尾を終えたメスは、水の中に潜り、水草の茎などに卵を産み付けます。
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