底生メニュー
指標生物解説バナー
 
ハグロトンボ   ハグロトンボ
トンボ目カワトンボ科
学名:Calopteryx atratabr /> 体長:22~26㎜(終齢幼虫)
生息域:流れのゆるやかな河川、用水路

 

特徴
水生植物が繁茂した場所に多く生息する、トンボの仲間です。
イトトンボと同じく、全体に細長い体ですが、ハグロトンボの方が一回り大きな体をしています。色は淡褐色で薄緑色を帯び、尾の先端のエラ(尾鰓)の先がとがっています。また、頭から突き出た触覚の、第1節だけが異様に長いことなども、ハグロトンボの幼虫の特徴です。

食性
肉食性で、小魚や他の水生昆虫を捕食します。

繁殖方法
成虫は6~9月にかけて羽化します。オスとメスが互いの体を連結し、環状になって交尾を行うのが特徴的です。交尾を終えたメスは、水の中に潜り、水草の茎などに卵を産み付けます。

 
  調査隊員 長い脚に長い触角で、比較的見分けやすいヤゴです。ほっそりとした脚、大きな丸い目、マントのような翅(はね)、大きく飛び出した触角、何となく見た目に性悪な感じを受けてしまいます。マントを羽織った魔女のおばあさん、といった感じでしょうか。  
当サイト内の全ての情報の無断使用を禁ず
© 児島湖と児島湖流域の生物 All Rights Reserved.
▲ページトップ▲