特徴
河川の中流から下流にかけての、砂礫(されき)の河床に多く生息する、トビケラの仲間です。
シマトビケラ科の幼虫の中では大型の種で、他のシマトビケラ科の幼虫と比べ、全体に太くずんぐりとした印象を受けます。頭部及び胸部は茶色で固く、頭頂部が、一面平たい形をしているのが特徴です。
オオシマトビケラは、水底の岩の表面などに筒状になった巣を作り、その中に目の非常に細かい網を張って、獲物を捕らえます。
食性
雑食性で、網にかかったプランクトンなどを食べます。
繁殖方法
5~7月にかけて、水底の砂礫を固めてサナギを作り、羽化し、交尾を行います。
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