特徴
流れがゆるやかな場所の、石の下に多く生息する、カゲロウの仲間です。
ヒメトビイロカゲロウに見られる特徴としては、腹部についた7対のエラのうち、一番前側の1対のみが、とがった針のような形をしており、残りの6対が、葉のようにふくらんだ形をしている点が挙げられます。また、頭部は丸みを帯びて見えますが、よく見ると発達した大アゴが備わっているのが確認できます。
食性 岩などに付着した藻類を食べます。
繁殖方法 春から秋にかけて羽化した個体が交尾を行い、産卵します。卵や小さな幼虫は、河川の中州のすき間を流れる水(間隙水:かんげきすい)の中から多く見つかっているため、このような、ごく小さな流れを選んで産卵しているものと思われます。
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