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特徴水底の石の下などに生息する、ヒルの仲間です。 グロシフォニ科のヒルは扁平な卵型の体をしており、ややとがった方が前側、丸みを帯びた方が後側です。体の前後に付いた2つの吸盤を使い、体を伸び縮みさせながら勢いよく移動します。体色は淡いものが多く、鮮やかな薄緑色をした個体もいます。
食性 肉食性で、主に貝類を好んで捕食します。体の前側の吸盤の内側に口が付いており、この口から、獲物の体液を吸い取ります。 なお、グロシフォニ科のヒルはヒトの血を吸うことはありません。
繁殖方法ヒルの仲間はすべて雌雄同体です。グロシフォニ科の交尾は、相手の体表に精包(精子が入った袋のようなもの)を付着させる、間接的交尾という形態をとります。交尾後、産卵された卵は親ヒルによって保護され、ふ化した後も、子ヒルはしばらく親の体表面に付着して暮らします。